ドーモ、みけみけです。
リアタイヤ交換のついでに、スイングアームのメンテナンスにチャレンジしました。この日ですね。
スイングアームの分解・・・調べると、古いバイクほど苦労されている方が多いようです。グリスが切れて固着し、ピボットシャフトが抜けない!というのをよく見かけました。棒を当てて石頭ハンマーでぶったたく、火であぶる、スイングアーム切断。対処方法が物騒です笑
私のルネッサ、私が購入してからはピボットシャフトのグリスアップなんてしたことがありません。2007年に中古で購入したので、少なくとも17年くらいは封印されています。誰も抜いたことが無ければ、28年・・・どちらにせよ、やばそうな予感しかしません。
- 事前準備
- ピボットシャフトのナットを外す
- スイングアームを外すために周辺部品を外す
- ピボットシャフトを抜いてスイングアームを外す
- 各部のチェック
- グリスアップ
- スラストカバー交換
- スイングアームや周辺部品を元に戻す
- 後日、ナット交換
事前準備
中々の朽ち具合!!!さびている方がフットブレーキ側、綺麗な方がサイドスタンド側です。サイドスタンドで斜めになっている都合、車体右側の方が水が溜まってさびやすいのかもしれません。これは無理かもしれんな―と思いながらラスペネ吹き付けました。
ピボットシャフトのナットを外す
第一関門突破です。
スイングアームを外すために周辺部品を外す
ピボットシャフトを抜いてスイングアームを外す
各部のチェック
外したスイングアームを分解します。・・・なんだかクサい。ドブのようなにおいがします笑 固着はしていませんでしたが、水分は侵入しているようでグリスはシャバシャバな感じ、悪臭の原因のようです。遅かれ早かれ固着していた気もするので、メンテナンスする良い機会だったと思います。
左上から、ピボットシャフト、スラストカバー、ブッシュ、スイングアームです。スラストカバー内側にワッシャーが設置されているはずですが、掃除前で汚いので見えていません。グリスアップ
買ったのは「極圧有機モリブデングリース ウレアベース80g」
次はいつ使用するかもわからないので、使いすぎだろというくらい各所潤沢に使いまくりました笑 半分以上消費したかな?だいぶはみ出て無駄にした気もします。
スラストカバー交換
事前準備していたスラストカバーの新旧比較。
ゴム部分は思ったより見た目は痛んで無さそうなので再使用も出来そうデしたが、せっかく買った&外側は錆びていたので交換。
ピボットシャフト固着はしていなかったのでそれなりに効果はあるのでしょう。取り付けた感じはあまり隙間から水が浸入しそうな印象でしたが・・・
スイングアームや周辺部品を元に戻す
外した部品をすべて元に戻していきます。規定トルク通りやりました。
この日はタイヤ交換などもしていたので、とりあえずスイングアームのメンテナンスは以上になります。
その他の感想。スイングアームを外すといつもは掃除ができないような部分まで手が届いていいですね。がたつきが気になっていたステップのボルトも締め増しすることができてスッキリしました。
後日、ナット交換
左が交換前。右が交換後。ピボットシャフトの頭?の錆も気になりますが・・・
錆止め&水の侵入防止を期待し、グリス漬けにしてからそっとキャップを閉めました。
スイングアームに異常があったわけではなかったので、乗り心地の変化などは感じていません。ただ、安心感が違います。バイクを信用して乗れるというのは素晴らしいと改めて実感しました。
ではでは!
スイングアームグリスアップ 2024.4.20 約70,500km
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