こんにちは。みけみけです。
一昨日、レギュレーターの交換を実施しました。
交換作業の備忘録です。
ルネッサのレギュレーター
レギュレーター、レギュレーターと言っていますが、ルネッサのレギュレーターはレギュレーターとレクチファイヤが一緒になっている部品です。「レギュレート・レクチファイア」と言うらしいですね。たまに別になっているバイクもあるとか。私のざっくりした理解では、ジェネレーターで発電された交流の電気がレクチファイアで直流に変換された後にレギュレーターへ行き、レギュレーターで電圧・電流を安定させる。ジェネレーターの発電量はエンジン回転数で変化するので、レギュレーターは余った電気を熱に変換し、空気で冷やされる。
今回、エンジン回転時の電圧が弱いためレギュレーターの交換をする流れになった次第です。
今回、エンジン回転時の電圧が弱いためレギュレーターの交換をする流れになった次第です。
今回交換する部品 Amazonなどで販売 world Imp Motor 2,980円
レギュレーター交換作業
レギュレーターを車体から外す
ルネッサのレギュレーターは前側のエンジンの上にあります。カプラーまでの配線はタンクを外さないと取り外しが難しいので、シート・タンクを外します。レギュレーター本体を外すにはシリンダヘッドカバーが邪魔なのでそれも外しておきます。
熱と錆とサカサマについているので、意外とボルトを回すのが大変です。ラスペネ吹きながらなんとか外せました。
カプラーを外すのは簡単ですが、いろんな配線が邪魔でちょっと大変。外せるものは外して、カプラーが通れる隙間を作りながら作業しました。
新旧レギュレーターの比較
左が古い方、右が格安レギュレーター。格安レギュレーターは明らかに配線が短いですね・・・何とかなればいいですが。
重ねた写真。穴の位置は問題なさそうです。カプラーも同じですね。ちゃんと接続できました。
レギュレーターの取り付け
レギュレーターを外した手順の逆をするだけです。が、ボルトが入りにくい・・・無理な力で外したつもりはないのですが、ネジ穴がゆがんだかもしれません。ボルトだけ入れて強めに回したら、何とか締めることができるようになったので一安心。
純正と見た目はあまり変わりません。
配線が短く取付できるか不安でしたが、問題ありませんでした。
電圧の変化
ざっくり記憶してる電圧ですが
【交換前】開放12.5V、アイドリング時12.3V、高アイドリング時13.8V、回転時12.8V【交換後】開放12.5V、アイドリング時12.3V、高アイドリング時13.5V、回転時14.2V
おぉ、これはこれは・・・いい感じなんじゃなかろうか!
そして昨日1時間ほど走行。開放時13V、回転時14.2V
充 電 さ れ て い る ぞ !
充 電 さ れ て い る ぞ !
昨日走った限りでは、異臭が発生したりバルブが切れたりすることもなく、アイドリングが安定し加速もよくなった気がしています。あとは故障しないことを祈るのみですね・・・これはしばらくしないとわかりません。気づかないうちにバッテリー膨張してたとかも怖いので、電圧メーターが欲しくなってきました・・・
最初はバッテリー替えれば終わるはずの話が、アーシング、接点磨き、デジタルテスター購入、セルモーターの分解清掃、今回のレギュレーター交換など、結構色々やりました。ルネッサ君も満足してくれたんじゃないかなぁ(純正よこせ?聞こえないなぁ)
ではでは!
(2023.10.07交換。69,764km)